Men at Large

聴きたい新譜もあるのだが、今日は旧譜が聴きたい。ということで今夜のBGMはMen at Large"One size fits all"(1994)。

Men at Largeは歌モノで、オハイオ州の黒人デュオ。ありていに言うとデブ二人で、自虐的にユニットを付けた感あり。本盤は2ndにあたり、ヒット・シングル2曲を含む("Let's Talk About It"(R&B 16位)、"Holiday"(同 62位))

MCハマー"U Can't Touch This"(1990)を筆頭に、なんとなくチャラいヒップホップが90年代初頭のソウル業界の主流だった。ちょうどぼくは、歌モノ聴きたい気分だったのに。だから背伸びしたい子供向けとはいえニュージャック・スイングは、それほど嫌いじゃなかった。
ましてや本盤が出た94年ぐらいは、ニュージャックも下火。そのわりに黒人ハーモニー・グループの新譜がマイナーの香りを漂わせつつボロボロ出て、レコード屋を覗くのが意外と楽しみだった。

当時らしい曲ごとにプロデューサーを変える、ごった煮のつくりだが曲調にバリエーションが少なく、あまり気にならない。
(5)のFeat.が Gerald LevertとKeith Sweatなあたり・・・うーん、時代だ。もともとジェラルド・リヴァートに発掘されたらしいが。
99年にインディから3rdリリース以降、盤は出して無さそう。

恰幅良いMen at Largeだが歌声は意外とキーが高い。シングルの"Holiday"は意外と切ない歌声を二人でかわしつつ、甘いメロディのサビへ雪崩れる。キャッチーな曲だ。
当時は伴奏のシャープなギター・カッティングが気持ちいい、と思ってたのに。今クレジット見たらギタリストの記載が無い。打ち込みだろうか。
逆にバックはほとんど打ち込みと思ったら、意外に生ドラムも参加でびっくり。そんなもんだ、俺の耳は。

ソウルはむしろ打ち込みビートの方が好きなタチなため、本盤の演奏はすんなり耳に馴染んで繰り返し聴いてた。でも久しぶりに聴きかえしたら、なんかどれも耳に刺さらないなあ。中途半端なファンク寄りがウザい。

一曲選ぶなら"Holiday"かな。今も素直に聴けた。バラードの"Will you marry me"は張った歌声が悪くないけど、甘いリバーブとほにょほにょするシンセが邪魔くさく、途中で飽きた。

Men at Largeはたぶん、1stって聴いたことない。3rdより2ndのほうが良いと思ってたが、当時と好みが違ってきたみたいだ。今から3rdを聴いてみるかな。買った時の感想がWebに残してあった。( ここ )の219番。もう13年前か。


1992 "Men At Large"Eastwest Records America
1994 "One Size Fits All" Eastwest Records America (本盤)
1999 "Love, Struggle And Progress" Rival Records-
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