最近のジョン・ゾーン関連な動画

 バガテルの様子は相変わらず、ネットで入ってこない。他に最近、ジョン・ゾーン音源で何か面白いのアップある?と検索してみた。

 まず、これ。聴いたことなかった。音源のみ。NYのFM局WKCRで84年4月23日に、フレッド・フリスとトム・コラとのトリオ。わずか10分の音源だが、発掘されてうれしい。
 いかにも、な高速フリーをガシガシ決めている。妙にチープな音質で、ユーモラスさが漂う。ゾーンはマウスピース奏法かな?


 これは2012年12月12日。The Under_Lineのベネフィット・コンサートでのライブ映像。観客撮影で約9分の動画。シャッター音も入ってる。Henry Grimes, Roy Campbell, Christian McBrideと、新旧ジャズメンとのフリーなセッションで、ヘンリー・グライムズの長尺バイオリン・ソロを温かい目で見つめてる様子がおかしい。


 これは96年作曲の現代音楽な弦楽四重奏、"Kol Nidre"を演奏したイタリアでの映像。ゾーンは関与していない。曲中でむせび泣く女性の声が入り、背後にはモノクロの映像。 詳しく調べていないが、メッセージ性を込めた演奏のようだ。純粋なライブ動画でなく静止画を重ねたり見づらくはあるけれど。音楽の厳粛で幻惑的な響きは、素晴らしい。
 波打つ旋律の持続が、壮絶かつ張りつめたセンチメンタルさで迫りくる。

 この曲はゾーンの盤だと、以下の3枚で聴ける。
TZ 7047:John Zorn "The String Quartets"(1999)
TZ 7330-2:John Zorn "Cartoon S/M"(2000)
TZ 8315:John Zorn "Fragmentations, Prayers And Interjections"(2014)

 
 おまけ。Mary HalvorsonとWeasel Walterのデュオで、つい先週の16/8/7にNYのStoneで行われたライブ映像。約26分ある。ギターとドラムのフリーな演奏だ。
 この週はMary Halvorson(g)がキュレーターで8/7が最終日。Weasel Walter(ds)とはこの日の2ndで共演した。

 無秩序で小節感の希薄な即興が続く。マリーはフレーズをサンプリング・ループさせ、ミニマルなうねりを作る場面も。最近の若手は、こういう即興するのか。疾走するフリーで音を次々ばらまいても、切迫感よりどこかゆとりを感じる。ウィーゼルのドラムが、変拍子ってより手数で叩いてるせいか。


 おまけ、その2.ゾーンのラウンジ・ユニットDreamersの2nd"O'o"(2009)に収録の、"Little Bittern"をスタジオ・セッションでカバーしてる音源。Criasってのがバンド名か。委細は不明だ。

 この曲をDreamersの映像はこちら。ゾーンが指揮してる。2010年のライブより。

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