Ocho 「Numero Tres」(1974)

 JBのカバーを含む、NYサルサ・バンドの3rd。

 ラテンは興味ある一方で、全く詳しくない。どれも同じに聴こえてしまう。レゲエと一緒で、リズムが強力すぎてメロディ・ラインの癖に自分の耳が馴染んでいないため。金物パーカッションが賑やかに鳴り、高らかにぐいぐいと押す旋律のムードが頭に残る。

 とはいえ聴いては見たい。ぽつぽつと、過去に何枚かいろんな盤を聴いてきた。これも、そんな一枚。

 ジャンルとしても詳しくなく、どういう検索をしたら情報が入るかよくわからない。
 オチョはNYを拠点のサルサ・バンドらしい。DiscogsのメンバーにはButch Johnson, Charlie Jones , Chico Mendoza, Herbert Morganの名があるけれど、ホーン隊もいるしもっと大勢のバンドな気もする。ボーカルでFreddy Delgadoのクレジットもあるし。

 72年にアルバム・デビュー後、本盤が3作目。76年に最後のアルバムをリリースして本バンドでの活動を終えたようだ。

 本盤では時代ならではの荒っぽい演奏もさりながら、基本的にはタイト。つまりドンカマなど使わぬ一発録りのため、縦線や横のばらつきはけっこう目立つアンサンブル。しかし強靭なノリで一丸となって襲い掛かる。
 鋭いビート感と、明るいムードがしぶといスリルを産みだした。・・・うーん。音楽として詳しくないため、表現する語彙が無い。

 JBの"Hot Pants"をカバーしてるが、リフをラテンに咀嚼した解釈であり、JBのマネやサルサ目線で新しい魅力を付け加える、みたいなあざとさがない。シンプルにヒット曲を、自らの音楽分野でカバーしてみた、ていどの気軽さあり。
 他の選曲も、特にオリジナルにこだわってなさそう。(7)と(8)だけが、メンバーの作曲であとはすべてカバーっぽい。

 軽快になるカウベル、野太く沸き立つホーンと安っぽいオルガンの音色が、したたかなグルーヴを作った。
 サックスのソロや揺らすバッキングを聴いてると、ライブでは歌だけでなくアドリブでもずいぶん聴かせてたような気もするなあ。

Track listing:
1.Guaguanco Margarito Written-By – Silvestre Mendez
2.Hot Pants Road Written-By – C. Bobbit, J. Brown, S. Pinckney
3.Colando, Siempre Colando Written-By – E. Verde De Leon
4.Anibondad Written-By – Placido Acevedo
5.El Piraguero Written-By – S & M Rosales
6.Ritmo De Pollos Written-By – Jose Fajardo
7.Le Cosa Se Pone Fuerte Sin Gasolina Y Sin Aceite Written-By – Chico Mendoza
8.Ginguanca Rumbero Written-By – Chico Alvarez

Personnel;
Arranged By – Chico Mendoza
Engineer – Irv Greenbaum
Producer – Bobby Marin
Vocals – Freddy Delgado

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