Jealous Girl (1987)【Prince未発表曲】

 バングルス提供に向けた、めっちゃポップな没曲。

 プリンスが他の人に提供した曲は、すべてプリンスが作り上げボーカルだけを差し替えたって場合も多々ある。それが意図的なプリンスのデモテープなのか、たまたまプリンスが自分用に作ったテープをそのまま渡してるのか、判然としない。
 無理やり区別つけるならば、とことんポップなものは提供用に作ったのかもと思える。
 これも、そんな一曲。

 冒頭からサックスも加わったファンキーな展開。"Sign of the times"時代のバンド演奏をバックに、プリンスが歌っているのかも。構成は一本道だが良く聴くと複雑だ。乾いたギター・カッティングもプリンスかな。

 数本のボーカルがダビングされ、デモらしい荒っぽさは皆無。このまま作品として完成している。
 メロディはポップながら、ときどき語りふうにアウトするのはプリンスの好みか。かなり歌手を選ぶ。さらに曲もテンポは一定ながら、つぎつぎに目まぐるしく変化。プリンス名義ならまだしも、バングルスにこれを歌いこなせるのかな。
 だからこそ、ボツったのかもしれない。

 わずか2分半の短いテイク。あっけなく終わってしまう。思い切り曲途中の雰囲気だし、終盤はテープがよれている。完成版を聴いてみたい。

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