プリンスの旧作とは

 やっぱプリンスはかっこいいなー。死して改めて良さを痛感ってのも情けない話だが。
 90年代以降のプリンスは極端化したのでは、が今の仮分析だ。

 アイディアを詰め込まず、そぎ落とす。シンセで明確な拍頭を規定し、打ち込みビートは拍裏や十六分音符レベルでリズムを刻む。
 ギターかピアノで、特にカッティングギターでグルーヴを出すのが、真髄ではないか。

 だがなぜギターが入るだけで、あれほど雰囲気が変わるのか。それがまだ、すとんと腑に落ちてない。
 
 でも極端化ってキーワードを思いついただけで、だいぶプリンスの過去作が輝いて見えた。「メロディが冴えてない」ってのが、ここ20年の、プリンス・ファンの怨嗟だった。80年代っぽくない、と。
 違うんだ。プリンスはもっと、先を見据えてたんだ。

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