飯島真理"あて名のないくまモン"

 先日の熊本地震を受けてBandcampで飯島真理が5/5にシングル"あて名のないくまモン"を発表してた。

 作曲は14年の初め。録音は今年4/30から二日間で、彼女の住むロスで仕上げた。5/5のリリースは活動自粛してた、くまモンの活動再開に合わせたという。こういう身軽なリリースはインディならでは、かな。売り上げは熊本、大分に寄付予定だそう。

 アコギ風の音色にストリングスをバックに、しっとり仕上げた。さりげないシンセのカウンター・メロディが素朴に響く。キーは昔より下がった気がするけれど、ハイトーンはきっちり出てる。

 彼女の楽曲の魅力は、しっとりと柔らかな響き。メロディや歌声だけでなく、和音感も含めて。併せて改めて旧譜を聴き返してる。

 飯島の活動全貌は、かなりわかりづらい。今の彼女のWebでもDiscographyは全貌が見えない。本人もすべてをコントロールできないのかも。
 編集アルバムとアニメ系アルバムが色々あり、すごくややこしい。

 ぼくの世代はリン・ミンメイの歌がどうしてもダブる。これが大きな補助線になり、彼女の音楽活動に大きな影響を及ぼした。ずいぶんこの活動は封止してたが、"Mari Iijima sings Lynn Minmay"(2002)あたりをきっかけに、たまにアニメ系の活動も再開してる。

 純粋なソロ活動としては、83~85年のビクター時代が印象深い。ビクター時代の最終盤"KIMONO STEREO"(1985)が最高傑作と思う。ライブも当時、中野サンプラザへ聴きに行った。

 87年にムーンへ移籍。せっかくだから山下達郎のプロデュースを期待するも叶わず。その後は渡米して、活動をつづけた。98年にムーンと契約が切れるも、活動拠点はアメリカを継続。アルバムをリリースし続けてる。今回Bandcampみて、デジタル盤もいくつかリリースと初めて知った。

 飯島真理のアルバム・ディスコグラフィはこんな感じで良いのかな。
 全部は聴けていないが、90年代以降も独特の甘い雰囲気と乾いたAORを混ぜた楽曲を歌ってきた。ムーン時代はi-tunesやAmazonのMP3でけっこう再発あり。自主製作盤の旧譜もi-tunesで買える。
 
Discography:
[Victor]
1983:Rosé
1984:Blanche
1985:Midori
1985:Kimono Stereo

[Moon]
1987:Coquettish Blue
1988:Miss Lemon
1989:My Heart in Red
1990:It's a Love Thing
1991:Believe
1993:Different Worlds
1994:Love Season
1995:Sonic Boom
1996:Good Medicine
1997:Europe
1998:Rain & Shine

[自主製作]
1999:No Limit
2001:Right Now
2003:Silent Love
2004:Wonderful People
2006:Uncompromising Innocence
2008:Before Rain & Shine 【Digital only】
2008:Unleashed 【Digital only】
2009:Echo
2001:2 Seconds of Infinity 
2012:Take a Picture Against The Light
2013:Dancing With Minmay
2014:Live at Akasaka Blitz 1999 【Digital only】
2014:Sharp As A Knife, As Sweet As Strawberries

 このOfficialブログ15年9月22日に、9月19日の東京ライブのセットリストが記載あり。初期のレパートリー中心と新曲を並べる格好か。
http://www.marimusic.com/newsblog/mari_iijima_live_in_tokyo_2015_for_you_september_19_2015_set_lists/

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