Prince ブート

 全肯定できぬが検索してしまう。ふっとこれ聴いて、良い曲だなと思った。
Spirit (Unreleased) 1991

 日ごろネットを見るのは自分の興味ある範囲。だから毎日膨大にプリンス追悼のニュースを見てしまう。死んでからもてはやすなよ、とむくむく納得いかないへそ曲がりな思いが出てくる。"パープル・レイン"を筆頭とする懐メロ気分な人たちがほとんどと思うが。
 
 プリンスは90年代頭に数年間は失速して、ファンと自称の人からもボロクソに叩かれた。改名騒ぎの頃だ。オワコン扱いされて、95年頃から回復始めるも「なんか違う」と一線引いた視点でプリンスに接し続けてた。いわゆる、ファン目線だとそんな感じ。つい先日まで、そうだった。

 ところが、突然の死。あまりに唐突過ぎて今に至るも消化不良が続いてる。
だからたぶん、追悼ムードの雰囲気に馴染めない。アメリカでのプリンスの位置づけは、日本とは違うと思うけど。今までどこにこんないっぱいプリンスのファンがいたんだ、と思ってしまう。
 プリンスはカネの取り分が不満でワーナーと90年代は揉めてた。もしこんだけのファンがLP買いまくってたら、どんな90年代をプリンスは凄したろう。そんなifを思ってしまう。

 追悼ニュースにうんざりしながら、つい見てしまう。今回、これらの追悼コラムが非常に興味深かった。
http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/10829
http://wired.jp/2016/04/22/rip-prince/
 前者では「終わり方に納得できない」って意見に共感できる。厳密にいうと、この論旨で書かれた文章はこちらだが。自分の思いを言語化できた。そうか、俺は納得いってないんだ。
http://ameblo.jp/junjunpa/entry-12153076424.html
 
 後者は「プリンスのオワコン幻想」を丁寧に吐露した。すなわち「「あのプリンス」が復活するんじゃないかと一抹の期待を込めて」ってとこ。
 プリンスのファンはずっと、幻想の理想と、現実のプリンスのピントを合わそうと試みるのが、この20年だった。
 しまつわるいことに、現実のプリンスは素敵な音楽を作り続けた。聴き手がピンと来てないだけ。つまんない音楽も・・・作ってたのかなあ?これはいま、考え続けてる。

 前置きが長くなった。Youtube見ると相変わらず、プリンスのブートが花盛り。どさくさまぎれの感が否めないが、これまでプリンス側が法的措置も辞さないスタンスだっただけに、Youtubeではろくにブートがなかった。Youtubeで溢れんばかりの状況へ戸惑う。ブートを聴く前に正式リリースを100万回聴けよ、と自分に突っ込んでしまう。オフィシャル・リリースすら聴きこめてないのに。

 とはいえこういうブートは嬉しい。今まで全貌は聴いたことなかった。
 
 NPGのWeb会員限定DL、だったかな?そこまでカネを払えず聴きそびれてた。そのうち、フィジカル・リリースあるだろうと高をくくって。NPG Webが瓦解、レア音源になるとはつゆ知らず。TIDALで配信あったが日本で聴けないしなあと指くわえてた。
 
 Xpectation(2003) もあった。当時1/1にオフィシャルWebのネットDLのみで配布のアルバム。

 
 Madhouseもアップされてた。オフィシャルはずっと廃盤だもんな・・・ここら辺の権利関係は今後、どうなるんだろう。
8(1987) /16(1987):
 

 今のところ、過去に流通してないブート音源ってのは出てない・・・のかな?プリンスのブートは膨大すぎ、全貌がわからない。
 ここに入ってる、チャカ・カーンの"Journey 2 The Center Of Your Heart"やタジャ・セヴィル"If I Could Get Your Attention"のプリンスver.って、あったんだ。


 おまけ。02年11/9東京公演の動画。


 さらにおまけ。小比類巻かほるのプリンス・バージョン。小比類巻バージョンと並べてみよう。カラオケのピッチ変えて小比類巻は歌ってるっぽい。出音も違うような気もする。マルチを渡されて、歌をダビングかな。
 小比類巻のプリンスVer.は以前から、ブート業界で流通してた。当時リアルタイムでこういう提供曲までちゃんと聴いて、プリンスをもてはやさなかったんだよなあ。反省。

Mindbells
 
Bliss
 


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