Lotus Blossom

 エリントン・バンドの名ピアニストでパートナー、ビリー・ストレイホーンの名曲"Lotus Blossom"で検索してたら、経緯を簡単にまとめたページがあった。興味深いので、さらに要点だけ抜いてみる。
http://www.songfacts.com/detail.php?id=27761

 もとは"Hominy"や"All Roads Lead Back to You"の名で演奏されてたらしい。最初の録音はジョニー・ホッジズ"Charlotte Russe"(1947)。イントロは違う曲かと一瞬思うが、すぐに美しい耳馴染みのフレーズが出てくる。甘いアルト・サックスの音色は、わずかに線が細い。

 "Lotus Blossom"で曲名登録は59年。だがエリントンは当時、作曲者がストレイホーンだとはっきり言わなかったらしい。
 ストレイホーンはガンで67年5月に他界する。エリントンは同年8月にスタジオで彼を偲び作品集"And His Mother Called Him Bill"を吹き込んだ。この音源がそれかな。ピアノ・ソロで67年の録音。


 ぼくがこの曲を知ったのは、渋谷毅の演奏。しみじみと美しい曲だな、と思った。最初はライブで聴いた気がする。曲名がわからず、しばらく後に彼のアルバムを買って、これを聴けたときは嬉しかった。

 バンド編成のカバーもあるようだが、最初の刷り込みもあって僕はピアノ・ソロでこれは聴きたい。
 こんどCD屋で旧譜を見てみよう、と思ってたFred Herschがこの曲カバーしてて、ふと思い立って調べてみた。彼の解釈は、ちょっと硬い音使いの演奏だな。


 おまけ。ウォーが7th "Why Can't We Be Friends?"(1975)で同名の曲を吹き込んだ。作曲名義はWarとFrancie Nelsonだが、雰囲気はおろかメロディ・ラインまでこの曲に酷似してる。意図的なオマージュだろう。このウォーの曲も、心地よいファンク風味のスローだ。サビでちょっとばかし派手に展開するので、敢えてオリジナル名義にしたのかな。

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