Uriah Heep 「Look at Yourself」(1971)

 対自核。ジャケットは昔から知ってた。



 実はロックって、ほとんど僕は聴いたことが無い。ポップスから黒人音楽に興味が向かい、あまりロックに興味持たなかった。だからいわゆる名盤も知らないのばっか。これも昔一回聴いたかな?ってくらい。

 ユーライア・ヒープは英のハードロック・バンドの草分け。本盤のみの一発屋かと思い込んでたが、とんでもない。いまだに活動を続け、最新アルバムは23th"異端審問(OUTSIDER)"(2014) を発表。Webによれば現在も精力的にワールド・ツアーをこなしてる。
http://www.uriah-heep.com/newa/livedates.php

 Wikiで経歴見たがバンドメンバーはくるくる変わり、87年頃からほぼ安定みたい。オリジナル・メンバーはミック・ボックス(g)のみ。

 さて、対自核。3rdアルバムにあたる。ジャケットは有名。
 ハード・ロックとプログレっぽい構成なんだ。シンフォニックなアレンジがそこかしこに見えつつ、鍵盤とリズムを工夫しバンド・アレンジで構築する。聖歌隊風のコーラスあるのも大仰さに拍車をかけた。(3)でモーグを弾いてるのが、マンフレッド・マン。60年代中期に活躍した英国ポップバンドの、リーダーな彼。
 ファンキーなシンセが、どっちかというと硬質で野暮ったいバンドのノリに、ふくらみを与えてる。

 アルバムを通してメロウな旋律を構築美で仕上げた。だが、リズム隊の弱さが致命的となり、野暮ったくなってる。モタるベースと、くい打ちみたいなドラム。この二人を変えて、リズムのアレンジ変えたら、がらっと印象変わる。うわもののシンセやギターの大げさなノリ、やたら長いソロは時代だ。大昔でいうアート・ロックだろ。
 (5)のめっちゃ大作な展開は、いまだとさすがに飽きてしまう。我慢してまでロック聴くのも変だよな。

 テクニックひけらかしでもなく、コンセプト先行でもない。いわば、中途半端。
 もしリズムが違ってたら、普遍性持たせられた。思い切りファンキーやタイトな演奏志向も、ぐっと厨二病や自己愛のゴシックな雰囲気志向でも、どっちにも行けた。
 (4)のC&W風な曲を入れアメリカへの憧憬も匂わせつつ、くるくると変化して妙にポップな展開に行く。少々散漫だが、この曲が一番素直に楽しめた。

Track Listing:
1. "Look at Yourself" – 5:09
2. "I Wanna Be Free" – 4:00
3. "July Morning" (David Byron, Hensley) – 10:32
4. "Tears in My Eyes" – 5:01
5. "Shadows of Grief" (Byron, Hensley) – 8:39
6. "What Should Be Done" – 4:15
7. "Love Machine" (Mick Box, Byron, Hensley) – 3:37

Personnel:
David Byron – lead vocals (all but 1)
Mick Box – lead and acoustic guitars
Ken Hensley – organ, backing and lead (1) vocals, piano, guitar, acoustic guitar
Paul Newton – bass
Iain Clark – drums (uncredited on original release)

Manfred Mann – Moog synthesizer (on "July Morning")
Ted Osei, Mac Tontoh and Loughty Amao from Osibisa – Percussion (on "Look at Yourself")

 これは04年リマスターで7曲のボートラ付き。今年の1月に廉価再発されてる。


 そういえばこのジャケットも見たことある。これってヒープだったのか。70年デビュー作。まだ聴いたことが無い。

 当然のようにYoutubeにフル音源があったりする。
 

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