DEEP3 「BLUEPRINT 2 LOVE」(2010)

 チープで甘めな黒人ボーカル・トリオの4th。

 彼らは同じくオハイオ出身の3人組。同郷のインディ・バンド、SMOOTH APPROACHのJEFF "TIGHT" ROBERSONを共同プロデュースに立てた。本盤の主導権はメンバーのDION'TAE JOHNSON。本盤12曲中8曲の作曲にもクレジットある。
 各楽曲のプロデュース・クレジットはバラバラ。曲のまとめが総合プロデューサーの役割か。エグゼクティブ・プロデューサーの一人がJEFF "TIGHT" ROBERSONなため、彼は単にうるさ型スポンサーなのかも。SMOOTH APPROACHはこの盤だけ聴いたが、あまり印象残ってないな。



 DEEP3の活動状況を知りたく検索してみたが。FacebookやTwitter、Webなどそれらしきものが引っかからず。発想が違うのかもしれない。地元密着型で世界拡大を狙わない限り、そこまで宣伝へシャカリキにならないのかも。Deep3もまさか、極東の日本人が情報収集したいと思わないだろうし。
 例えば日本の同人音楽だとPCと親和性あるだけに、すぐさまWebが立ち上がるけど。それとはまた、別かもな。そもそもむやみに検索しても、ポイントズレてしまうし。
 
 とりあえずYoutubeで引っかかったライブ映像がこのあたり。本盤の印象とは違い、溌剌とヒップホップ寄りだ。
  

 インタビュー映像。08年頃かな。


 肝心のサウンドはメロウなミドル・テンポが中心。アルバムのテーマがイメージわかなかった。
 ベタッと密着する90年代以降のコーラス・スタイルをとるが、いかんせんオートチューンを通したかのような、上下を切り落とした味気ない歌声が気色悪い。もっと生々しい歌声を聴きたいのに。
 上のライブ映像ではヒップホップ寄りの前のめりなパワーを強調。本盤では例えば(9)や(10)でラップ入れても、基本は歌もの。かといってバラードでじっくりってわけでもない。なんか、中途半端。別のアルバムでは違うのかも。

 バックの演奏も打ち込みのシンセ。シンフォニックさ狙いか、ベタットしたパッドの音色が安っぽく聴こえてしまう。小刻みなビートの小粋さは良い。
 楽曲もキャッチーなメロディのつぎはぎっぽく、流れはいまいち。

 彼らはコンスタントにアルバム出しており、13年にはSmooth Approachとのコンピ・アルバムもリリースしてた。着実に活動してるな。

[Album Discography]
2006:Total Shock
2007;Sway Wit It
2008:Almost Famous
2010:BLUEPRINT 2 LOVE [本作]
2013:Soul II Soul (Deep3 Vs Smooth Approach)

   

 ここまで書いてお分かりのとおり、あんまりこのアルバムはピンと来なかった。でもせっかく情報だけ検索したので、そのうち再聴の手がかりとして残しておく。いったん検索したこと、残してないと忘れちゃうし。

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