ジャズ聴取の心構え・・・?

 昨日の日記がきっかけで、手持ちのソニー・ロリンズを片っ端から通勤中に聴いていた。かっこいいじゃないか。

 本気でソニー・ロリンズを色々聴いてみよう、と思ったが。自縄自縛を避けるべく、「何でもありだ」と自分を納得させる言い訳日記から上げてみる。

【自縄自縛その1】がっつり厳密に順番通り聴きたくなる。
 時系列で聴いてみよう、と考えたらディスコグラフィー探しから始まる。例えば、ここ。 
http://www.jazzdisco.org/sonny-rollins/discography/session-index/
 だが無理だ無理だ。特に活動初期とかいろんな音源を探し回ると、なかなか見つからず本末転倒になる。例えばロリンズでは、デビュー初期はBabs Gonzalesのバンドにいたらしい。まずは彼のベスト盤なりを探さないと、ロリンズの音楽をきちんと味わうとは言えないぞ、と自分で追い込んでしまう。例えば、こんな盤。

 まあ今の時代、こうしてYoutubeで聴けたりするのだが。


【自縄自縛その2】完全に録音順に聴こうとしてしまう。
 ディスコグラフィの録音日にらみながら、セッション順に。しまいに、テイク順に。きちんとアルバムがその順番に出てればいいけどね。複数盤にまたがってたりすると、もうダメ。収拾つかなくなる。
 サイドメンの参加盤も抑えなきゃ、とか始まったら、ディスコグラフィの正確性から探さんとあかん。ロリンズの公式ディスコグラフィすらも、結構荒っぽそうなのに。
http://sonnyrollins.com/portfolio/

 というか、上記のディスコグラフィのサイトは非常に緻密だが、ちょっと抜けがある気がする。例えばポール・チェンバーズの全ディスコグラフィが無いんだよね。いつか自分で録音クレジット順に並べ替えて整理してみようかな、とこないだチェンバーズの廉価ボックス聴きながら思った。いや、かっこよかったからさ。

【自縄自縛その3】一音たりとも聴き逃さず、感想を緻密に書きたくなる。
 細かいとこまで舐めるように聴きつくし、思ったことを全部書き留めたくなる。まあ、無理。というか、凝り始めるといつまでたっても前に進めない。ぶっちゃけ、ぼくのサイトで更新止まってる企画のほとんどは、このパターンだ。いかんと思い、最近ちょっとアプローチ変えて、何年かぶりに書き始めたけど。

【自縄自縛その4】いったん始めたら、止まらないように。
 更新頻度落ちたりしないように、と。これも難しい。かといって更新最優先だと、それはそれで自分が書いてて面白くない。

<まとめ>
 ということで、適当に思いつくまま、ざっくりと。それを心掛けて、気負わずに感想をメモってみようかな。そもそもたぶん、このテキストはだれも読んでないだろ。

 なおロリンズを色々聴いてて、吹いてて考え込んでるように思えてならない。それがすごく生々しく、豪快で気持ちいい。小難しいコンセプトやテクニックひけらかし、さらに手癖とは別次元で、吹きながらフレーズ展開を考えてるように聴こえる。
 実際、ジャズメンがどの程度考えながら吹いてるかは知らない。どこまで手持ちフレーズを使ってるか、とか。そんなの究極は、本人しかわからない。

 聴いててなんとなくフレーズがぐっと来ない。上滑りするような。そんなことはある。
 でも今回、ロリンズ聴いてたらメリハリがずいぶんあるなあと感じた。ぶわっとノリで吹いてる場面と、フレーズ重ねながら意外性もしくは歌心を意識し、がっぷりとアドリブで吹いてるような。
 そもそも僕は、高校時代にロリンズの音色は苦手だった。聴けるようになったのは、たぶん20代後半。今はだいぶ、サブトーンが平気になったな。

 昔とは違う耳で改めてロリンズを聴いてみると、ジャズのワクワクするダンディなかっこよさが詰まってるなあと今回思った。若い時も、ベテランになっても。
 Wikiを見ると、ロリンズは何度も活動を中断し、自分を見つめ直して復活してるみたい。
 ぼくはほんとにロリンズを聴いてない。片手で数えられるくらい。この機会に、ロリンズを色々聴いてみて、ジャズへの耳を洗い直してみたいな。 

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