Guided by Voices再々結成!

 唐突にGbVの活動再開ニュースが飛び込んできた。しかもアルバム録音中とか。14年9月の再結成バンドが解散、ツアーをキャンセル以来だ。現状のニュースを整理してみた。

 ニュースは2/9付Pitchforkで見た。これだ。http://pitchfork.com/news/63427-guided-by-voices-are-back-in-action/
 今年6月、カナダはカルガリーのフェス"Sled Island"へ6/22~/26に出演するという。全日なのか、一日だけか詳細は不明だ。http://www.sledisland.com/
 フェスでのGbVの紹介ページはこちら。最後にカルガリーのNaheed Nenshi市長へ呼びかけてるのは、なんかのシャレか。この市長はロックか10周年に、ゆかりでもあるのかな。
http://www.sledisland.com/2016/guided-by-voices

 GbV再々結成のメンバーはこちら。



Robert Pollard
Bobby Bare Jr. (guitar)
Kevin March (drums) (元GbV、現Ricked Wicky)
Nick Mitchell (guitar) (現Ricked Wicky)
Mark Shue (bass)

 そもそもGbVは膨大なアルバムを発表するたびにメンバー交代するほど、入れ替わりが激しい。ボブのワンマン・バンドゆえかと推測してる。再結成GbVのコンセプトは「往年の黄金メンバー」だった。
 今回のメンバーは、今のGbVを象徴する顔ぶれ。

 ボビー・ベアJr.は2枚のソロを出すナッシュヴィル出身のカントリー歌手。グラミー賞ノミネートの経験もあるそう。60年代から活躍するカントリー歌手、Bobby Bareの息子だ。PVを一曲貼っておく。これはハード系。

 NPRのミニコンサートに出演だと、生々しい。節回しはディランの影響か、別のミュージシャンか。カントリー系はよくわからない。

 なお2015年の企画盤"Six Pack to Go!"へ、ボブはGbVのレパートリー"Drinker’s Peace"(1990、"Same Place The Fly Got Smashed"収録)を再録音で提供した。この音源へ、ボビーは参加してた。その前の関係は、よくわからない。

 ケヴィン・マーチは01-04年、初代GbV後期のバンド・メンバー。その後ボブのソロにも参加したり、さらにボブが活動中のバンドRicked Wickyにも参加してる。つまりGbV界隈では馴染みなミュージシャンだ。

 ニック・ミッチェルはRicked Wickyのメンバー。バンドつながりか。
 マーク・シューは以下の記事によるとNYのバンドThe Library Is on Fireの元メンバー。アルバムをトッド・トバイアスがプロデュースしており、その人脈でボブにつながったとある。
http://dangerousminds.net/comments/guided_by_voices_on_oddville_mtv_1997
 
 つまりボビー・ベアJr.と双頭バンド形式でありながら、人脈はボブの子飼いって言い方も変だが、ボブのリーダーシップを脅かす存在ではなさそうだ。ボビーは今年49歳、ボブが58歳。双方ベテランだが、ボブのほうがやっぱり発言力あるのかな。

 最初のGbVはトビン・スプラウトのように、ボブに貼り合うメンバーがいたほうが、バンドとしてダイナミズムがあった。再結成はトビンがいたものの、ばらばらメンバーの集合体って感じで、共演曲は多数あるがバンド的な拮抗へ玉成する前に瓦解した印象ある。

 今回、ボビーはボブのパワーをねじ伏せる存在感を見せられるか。ぜひ、ボブとドンパチしながら良い音楽をリリースしてほしい。ボブがリーダーのままだと、ソロやRicked Wickyとの差別化できない。Boston Spaceshipみたいに空中分解っぽい解散も、もったいない。
 どうせならメンバーの化学反応で昇華した、ロックを聴きたいぜ。

 GbVの新アルバムは録音中、という。Pitchforkの同記事によれば、ボブが全楽器を演奏とある。うーん。バンド・サウンドにして欲しいなあ。ワンマンなら、ソロでいいじゃん。せっかくのGbVのブランド使うんだからさ。
http://pitchfork.com/news/63427-guided-by-voices-are-back-in-action/
 まあ、とにかく聴いてみたい。でもまずは3月に控えてる、ボブの24thソロ"Of Course You Are"だな。


関連記事

コメント

非公開コメント