"AKETA・ミーツ・ダイロー/アケダイロ・オーケストラ -BLUE-"Aketa Meets DAIRO (2010)

 スガダイローをフィーチュア、鍵盤対決のオケ編成なCD二部作の2枚目。2ndセットを全収録した。


 4管編成のアケタ西荻センチメンタル・フィルハーモニー・オーケストラを、この夜はアケダイロ・オーケストラと名付けた。アケタの店35周年の一環で行われたライブで、アケタとスガダイローを併せた名前。
 ピアニストの明田川は、この夜だけピアノを全てダイローへ譲った。明田川はエレピのみを弾く。もともと奔放なダイローが暴れ、明田川は逆にのびのびとバッキングやソロを楽しんでる。

 全4曲にアンコール的な"ブルー・モンク"を演奏した。メインの4曲は全て明田川のオリジナルで、代表曲ばかり。(2)でしっとりさせる以外は、どれもがっつりファンキーに疾走するイメージが強い。
 オーケストラでは単調を避けてか、全員がソロ回しはしないのがアケタ・オケの特徴。しかし本アルバムでは全曲でダイローがソロを取る。いかにダイローを前面に出したか、すごくわかりやすいアレンジを施した。

 前作"Black"と甲乙つけがたいが、敢えて一枚選ぶならこっちかな。分かりやすく派手に盛り上がってるから。遊び気味に軽く演奏する"Blue Monk"で、ライブらしい余韻の味わいも楽しめるし。

 とにかく音圧が凄い。みっしりと店に詰まった7人のミュージシャンが咆哮する。フリーでどしゃめしゃになる場面も、きっちり整った曲構成あってこそ。凄いライブ盤だ。


<収録曲>
1. 亀山ブルース
2. Mr.板谷の思い出(南部牛追唄入り)
3. アケタズ・グロテクス
4. エアジン・ラプソディー
5. ブルー・モンク

Personnel;
AKETA(ep,オカリーナ,arr)
渡辺隆雄(tp)
林栄一(as)
榎本秀一(ts)
松本健一(ts)
吉野弘志(b)
楠本卓司(ds)
スガ・ダイロー(p)

録音:2009年5月27日アケタの店ライブ 2nd stage


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