TZ 7362:Marc Ribot "Asmodeus: Book of Angels, Volume 7" (2006)

 アルバムごとでアレンジを変えて、Masadaの第二弾の全316曲を演奏するシリーズ"The Book of Angels"。第7弾はマーク・リボーのトリオだ。


 本盤でもジョン・ゾーンがコンダクターとしてクレジットあり。かなりゾーンの意志が入ったユニットか。収録の10曲は全て、他のMasada関連盤とダブり無し。

 トリオのメンバーで、リボーとトレバー・ダンはTZADIKで気心知れた仲。ドラムのG.Calvin Westonは馴染が薄い。デレク・ベイリー/ジャマラディーン・タクーマとのトリオ"Mirakle"(2000)でTZADIKにはアルバムがある。他に、オーネット・コールマンなどと共演歴あるようだ。

 トリオ編成だが楽曲ごとにアレンジやアプローチを変え、飽きさせない。ただしどの辺でゾーンが指揮を行ってるかは分からない。所々、カットアップや急激な場面展開あたりがゾーンの合図か。

 タイトなユニゾンでテクニカルに走り、リフをきっちりループさせ自由にソロを取り、三人ともフリーに展開し奔放に解釈する。
 ギターの音色も歪みからブライトな音まで曲ごとに使い分けた。全般的にはハードロックっぽいアプローチ。
 ただしタイトに三人が暴れまくるさまは、シンプルにかっこいい。

Personnel:
Marc Ribot - guitar
Trevor Dunn - bass
G. Calvin Weston - drums
John Zorn - composer, conductor


関連記事

コメント

非公開コメント