TZ 7601:Massacre "Funny Valentine"(1998)

 インプロ・ロックよ再び。1st"Killing Time"(1981)から18年ぶり。ドラムがフレッド・マーからチャールズ・ヘイワードに変わり再結成な盤。


 ジャズの香りは無く、あくまでエッジの立ったロック寄りの即興。なぜマサカー名義を再興かは不明だが、本盤はのちのマサカーほど手慣れたムードは無くどこかひりひりとした緊張感を味わえる。TZADIKでは現在、4枚の再結成盤をリリース済だ。

1998:Funny Valentine 本盤
2001:Meltdown   
2007:Lonely Heart 
2013:Love Me Tender

 全11曲収録。1曲だけ11分越えはあるが、あとは数分の短めな即興でサウンドを引き締めた。ソロを奔放に提示するフリスを、ずっしり重いフレーズで係留するラズウェル。
 ヘイワードはむしろタイトで転がるビートでサウンドを整えた。(3)でテンポをグイグイ変えながら、滑らかにリズムを操る精妙なドラムがスリルいっぱい。(4)での人力ブレイクビーツな、ドラムの正確さもかっこいい。

Personnel:
Fred Frith: Guitar
Charles Hayward: Drums
Bill Laswell: Bass

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