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Masada 「4:Gimel」(1995)

 初回と二回目セッションはここまで。オマケなミニアルバム。

 マサダの4thはもともと1st~3rdを全部買った人にのみ、プレゼントするアルバムだったと思う。数年のちの97年に単独でも発売されたが。
 
 録音は初回日の94年2月20日から。1stから聴き進めると、ぎこちなさが感じるかと言えば実はそんなこともない。1stや2ndで感じたデイブ・ダグラスの遠慮っぷりは何だったのだろう。
 ジョン・ゾーンによるアルバム構成の魔術に、ぼくは幻惑されているのか。単に聴く耳が無いのかもしれんけど。

 もとはオマケ企画だっただけに、3曲で20分足らずとボリューム的には物足りない。
 速い曲は(3)で、前半2曲は重厚なテンポ感だけに、少し陰りあるイメージをぼくは本盤に持っている。
 たとえテンポが遅くてもジョーイ・バロンの微妙にずらしていくドラムで、リズムはひょいひょい軽やかに弾むけれど。

 グレッグ・コーエンのベースがオスティナートを刻んでビート感を維持し、タイトだが荒ぶるドラムがリズムに膨らみを出した。
 トランペットはどこかモゴモゴと鳴り、しなやかに溢れるサックスと対比的だ。

 じっくり2曲を連ねたあとだけに、(3)でのファンファーレめいた高らかな勢いが痛快だ。


Track list
1 Midbar 6:20
2 Mahlah 8:19
3 Zenan 3:57

Personnel:
John Zorn - alto saxophone
Dave Douglas - trumpet
Greg Cohen - bass
Joey Baron - drums

Recorded at RPM, New York City on February 20, 1994

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