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Papa Wemba 「100% Star Bakala Dia Kuba」(2001)

 コンゴの作曲家が書いた作品集、がコンセプトかな?

 いっぱいあったザイコ・ランガ・ランガのカタログが、ごっそり全てAmazon Music Unlimitedから消え去ってた。悲しい。ろくに聴いてなかったのに。デジタル配信はこれが難点。廃盤がある日いきなり、全てダメになる。
 避けるためにはやはりモノとして購入しておく必要あり。それがデジタル・データってかたちとしても。とはいえそんなに財力も続かないのだな。

 他に何か、と検索したらパパ・ウェンバはまだカタログがAmazon Music Unlimitedに残ってた。
 とはいえアフリカ音楽は今一つディスコグラフィーがはっきりせず、全貌が良くわからない。特にAMUはブートっぽい怪しいコンピもいっぱいだし。

 本盤はベスト盤でなくオリジナル・アルバムのようだ。01年にフランスの中央部、ナンテールにあるインディのNext Musicから発売された。Discogsによると、本盤の他に"Somo Trop"って2枚組も03年にウェンバは発売してる。

 詳しい制作経緯は知らない。一曲目から同郷のミュージシャン、ロクア・カンザを取り上げた。他にSec Bidensってミュージシャンの曲を7曲、あとはMaurice PotoとNouvelle Ecritaが2曲づつ。Discogsで検索するとウェンバの盤が何枚も出てくるため、彼の音楽仲間か。

 本盤のサウンドはバンド仕立てを前面に出さない。打ち込みリズムも多用して、もっと個人的な面持ち。ダンス・ビートもあるが、むしろじっくり曲を聴かせるアレンジだ。
 リンガラやルンバっぽい展開もあるけれど、落ち着いている。若干、音のイメージはモッサリ。01年時点でウェンバは52歳、守りに入ってきたか。

 とはいえ溌剌としたリンガラを基本とした音楽の魅力は本盤からも感じる。
 (9)の冒頭にヒップホップ的なアプローチも入れた。リンガラな展開をシンフォニックなポップスに仕立てた(12)も面白かった。
 ウェンバは決して、枯れていない。

 メインのボーカルはウェンバだがごっそりハーモニーを控えさせ、総合戦で曲を盛り立てた。甲高い声や、しなやかな節回しを聴いてるとコンゴだけでなくセネガルっぽい雰囲気も感じた。


Track list:
1 Pourquoi Tu N'es Pas Là 3:51
2 Ainsi Soit-il (Accoustique) 6:20
3 Fondation Mundele 5:17
4 No Comment Eva 4:23
5 Mawe 5:56
6 Omesatone 5:19
7 Bakala Dia Kuba 7:41
8 Vanité Des Vanités 5:57
9 Toutou Ma Biche 4:28
10 Sujet De Prières 6:23
11 Mère Première 9:15
12 Ainsi Soit-il 6:20

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