ウォー。

久しぶりにWarを聴いていた。そもそもきっかけは95年12月号レココレ誌の第二特集。
ファンクの一種かと、数枚聴いたら楽しめた。

ラテン風味のファンク。ぼくにとってWarはそんなイメージ。決してエリック・バードンの流れじゃない。アニマルズを解散したエリックがアメリカに渡って作った、1stアルバムって、そういえば聴いたことが無い。

あとWarは、ハーモニカ。リー・オスカーが古澤良治郎や川端民生らと、日本でのライブ盤"サブリメーション"(1988)を02年に聴いた。
「ファンキーなハーモニカだな、誰だこれ・・・へえ、ウォーか」とずいぶん、まだるこしくウォーに馴染んできた。

ウォーは5枚しか聴いたことない。
"All Day Music"(1971)
"The World Is a Ghetto"(1972)
"Deliver the Word"(1973)
"Why Can't We Be Friends?"(1975)
"Galaxy"(1977)

まあ、全盛期だ。ちなみに今日は"Galaxy"を聴いてた。タルッとしたグルーヴが"芸"になり、フュージョンっぽい整合性も取られた盤って印象だ。
パーカッションの音色じゃなく、うだる熱い空気の中をゆったり漂うムードにラテンを連想した。それをラテンて言うのか?
14分にもわたる"The Seven Tin Soldiers"には、奇妙な酩酊感も覚える。

ちなみにWarは今でも活動してた。
もっともオリジナル・メンバーはLeroy "Lonnie" Jordan(key)だけ。94年にごそっとメンバーが抜けたみたい。
抜けたメンバーは契約のからみでWar名義を使えず、Lowrider Band(http://lowriderband.com/)で活動中。ただ一人残ったロニーだけがWar(http://www.war.com/)で稼働してる。しかし良く取れたな、Warのドメイン名。

Warのメンバー遍歴をWikiで見たら悲しくなった。芸能界の悲哀だ。
だれがWarの顔かはさておき、メンバーが多いほうがWarを名乗ってほしい。でも、そうもいかんのだろうな、ビジネスは。ABWHとYESのように。

で、War名義では昨年に"Evolutionary"(2014)が発売された。スタジオ盤として20年ぶりという。リマスターのベスト盤と抱き合わせ販売な辺り、どうなんだろね。聴いて見たいような、そっとして置きたいような。

いっぽうのLowrider Bandは音源リリースは無いみたい。Webでは「我々の曲だ」と、War時代の盤へi-tunesで誘導し購入を促すとこが、切ない。買ったら彼らへ印税入るのかな?

YoutubeでLowrider Bandのライブ映像見たら、Warのレパートリーを演奏してた。
やっぱり営業臭いな・・・。まあ、いいけど。新しいことやらなきゃって、決まりがあるわけじゃない。
とはいえWar名義の方も、似たようなもんだ。懐メロ大会か。

某ブート・サイト見たら、ライブ音源がいくつもあり意外だった。しかし美味しい70年代初期が無い。音源リストを羅列だけしとく。

 1973-01-07 ABC in Concert Madsion Square Garden NYC 
 1978-1979  Rehearsals Volume1 
 1978-1979  Rehearsals Volume2 
 1983-04-20 Old Waldorf San Francisco CA 
 1992-11-13 Wetlands NYC 
 1996-04-15 Zephyr ClubSaltLakeCity UT 
 1998-06-20 House Of Blues Chicago IL 
 1999-08-07 Big Boulder Ski Resort Blakeslee PA 
 2001-07-14 Chene Park Detroit MI 
 2002-08-31 Fall Hookahville Frontier Ranch 
 2008-07-11 National Cherry Festival Traverse City MI 
 2010-06-15 Artpark Lewiston NY 
 2010-08-28 Hippiefest Eckerd Hall Clearwater FL 
 2011-07-22 Early Mid State Fair Paso Robles CA 
 2011-07-22 Late Mid State Fair Paso Robles CA 
 2011-08-05 Scranton Jazz Festival PA 
 2012-04-16 BB Kings Blues Club NYC 
 2014-04-20 Byron Bay Bluesfest Australia 
 2014-07-04 Sugar House Philadelphia PA 

14/7/14のセットリストを見た。やっぱ往年ウォーのヒット曲ばっかだな。
(メドレーの"Star Spangled Bannerと"I Wanna Take You Higher"は除き)"Spill The Wine "と"Ballero"以外は全て、冒頭に書いた5枚のアルバムに入ってる曲だ。むう。

[14/7/14 Setlist]
Me and Baby Brother
Slipping Into Darkness
The Cisco Kid
The World Is A Ghetto->
Get Down
Spill The Wine 
Galaxy
So
All Day Music->
Ballero
Why Can't We Be Friends
Low Rider->
Star Spangled Banner->
I Wanna Take You Higher->
Low Rider 

WarなりLowrider Bandをライブ見たら、印象変わるかも。
昔、アイズリー・ブラザーズのライブを見たときに、営業を超えたショービズ精神に圧倒されたし。

ハロルド・ブラウンがドラムのみでパターンを叩いて見せる映像もあった。
面白いが、録音がしょぼい・・・。オリジナル・メンバーが自分のレパートリー叩いてるのに、安っぽいのはどういうわけだ。録音って大事だな。
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