洋楽かぶれの懊悩

たまたま耳にしたこの曲が、面白かった。
FANTASY / w-inds.

しかし無邪気に「面白かった」と発言して良いものか。いちおう、洋楽を聴いてきた身として。

だってプリンスもどきじゃん。石川秀美の"もっと接近しましょ"(1985)じゃん。それならシーラE、いやプリンス聴けばいいじゃん。

いや、作曲クレジット見るとMushtaq Omar/Thomas Julesとあるぞ。後者は不明だが、Mushtaq Omarはイギリスのユニット、Fun-Da-Mentalのメンバーらしいぞ。なら洋楽の文脈で聴いたっていいはずだぞ。洋楽かぶれの変なこだわりにとらわれず、w-inds.の曲だからって慌てて、「面白かった」って言葉を取り下げる必要ないぞ。
しかし歌ってるのはw-inds.だよな。。しかし職業作曲家のアイドル・ソングを否定したら、60年代のアメリカン・ポップスは聴けないよな。

なら、胸張って「面白かった」って言えるのか?・・・いや、なんか胸は張りたくないな。もやもやっとする。

「俺は洋楽しか聴かないぞ。へんっ」ってのと、「アイドル・ソングだろうと、良いものは良い」との、立ち位置を迫る踏絵みたいだ。

さらに「日本のヒットソングだからなあ」と卑下する視点まである。テイラー・スウィフトと日本のヒットソングを差別するのは変だ。そもそもヒットしないポップスって形容矛盾だろう。ポップスは売れることが当初の狙い、だろう。なら売れてるのを聴いてコメントして何が悪いって話だ。

うーむ、しかし素直にコメントできない。自分の立ち位置に迷う。洋楽スノッブの悲しい習性だ。それと「洋楽並みだなあ。おやおや」って自分化を卑下する残念な視点まで潜んでる。さて、どうコメントしよう。

しかしw-inds.ってyoutubeで片っ端から聴いたけど、曲によってボーカル・スタイルが違うね。"Make you mine"(2014)って曲もファルセットだから、このユニットってプリンス・スタイルかと思ったら。
過去の曲ではアイドルっぽいのや、野太い歌い上げもあった。なんなんだ。

とはいえこのままw-inds.を聴きほじるのも何だな。
プリンスっぽいw-inds.の曲を探すよりは、プリンス聴けって話だよな。
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