The Velveteen Age

棚の隅からダイアン・バーチの1st"バイブル・ベルト"(2009)が出てきた。70年代NYのSSWテイストがたっぷりな香りのシティ・ポップ。彼女は今どうしてるんだろう、と検索。

2010 "The Velveteen Age"
2013 "Speak A Little Louder" をリリース。去年にビルボード東京で来日公演してた。

このページに当日のセットリストあり。調べたら面白かった。*が1st,%が3rdの曲。

【Set List】2014/3/26 1st@Billboard Live TOKYO
  1.Love & War
% 2.Adelaide
% 3.Pretty In Pain
% 4.Staring At You
% 5.All The Love You Got
* 6.Nothing But A Miracle
% 7.Speak A Little Louder
* 8.Fools
* 9.Fire Escape
  10.Everybody Wants To Rule The World
% 11.Walk The Rainbow
* 12.Mirror Mirror
% 13.Tell Me Tomorrow
% 14.Superstars
% 15.Lighthouse

* 16.Valentino
% 17.It Plays On

(1)は14年にプロモ盤で発表の新曲。(2)、(4)、(11)は3rdのデラックス・エディションに収録。つまり、ほぼ3rd寄りの選曲だ。2ndからは一曲も無し。
目を引くのは(10)。言わずと知れたTFFのカバー。Youtubeに彼女のテイクがあった。

で、話は2ndに戻る。"The Velveteen Age"は配信のみでリリース、今は廃盤。
しかしYoutubeであらかた聴ける。

見ての通り、カバー集。もっとも僕はこの辺が疎く、見てもわからない。
オリジナルはSisters of Mercy、Siouxsie & The Banshees、Echo & The Bunnymen. 
Joy Divisionに The Cure、ColourboxとPeter Murphy。80年代初期のゴシック・パンクとかニューウェーブ近辺って顔ぶれかな。

ダイアン・バーチは今年32歳。間違いなく、この辺は後追い。なのに色々聴いてるなあ。彼女の3rdは1stとサウンドの味わいが違う、ってレビューがいくつもあった。たしかに。3rdからの曲は、これ。シンセがずぶずぶ、ニューウェーブ色どっぷり。

アコースティック版もあった。こっちはリズム・ボックスが安っぽく響くが、ポップスとして聴ける。生楽器だと彼女から、ニューウェーブの闇が滲まない。

つまり1stは作り手の誤解か彼女の妥協?
1stにレニー・ケイが参加って、当時ピンとこなかった。もうちょい甘いスタジオ・ミュージシャンでいいじゃないの、と。こうしてルーツをさらけ出した今、いがいとダイアンはレニーの参加を望んでたのかもしれん。パティ・スミス繋がりってことで。

今のダイアンはのびのびとルーツを自らのフィルター通した演奏してる。
NINのカバーまであった。うひゃ。この深い闇を、しなやかなSSWに仕立てた1stの力技に、いまさらながら驚き。

NINのオリジナルはこちら、2013年の曲。これをピアノの弾き語りって。すげえ。
これ聴いた後にダイアンのバージョンを改めると、ダイアンの歌唱力にうたれる。

ダイアンのルーツ音楽は知識無いが。改めて1stをエレクトロやNW風の影を意識して聴きかえしてみよう。面白いなあ。


おまけ。NINのカバーで、KAWEHIって女性SSWにも行きついた。ホノルル出身、アジア系かな?
関連記事

コメント

非公開コメント