TZ 8320:John Zorn "On Leaves of Grass" (2014)

凄腕らの端正でスマートなラウンジ・サウンドを味わえる。ケニー・ウールセンのヴィブラフォンが、なおさらサウンドに滑らかさを与えた。
   


ジョン・ゾーンが作曲担当のユニット、Nova Expressの3作目。"Nova Express"(2011),"Dreamachines"(2013)に続く盤、とある。同じメンバーで他にもアルバムあるが、なぜかカウントされてない。コンセプト違いか。そのうち、聴き比べてみよう。

本盤は詩人ホイットマンにインスパイアの盤で、ミニマルと即興を混合がコンセプトらしい。ミニマルとは例えば(3)の折り重なるフレーズの波打ち、などか。
なぜホイットマンとミニマルが関連するか。・・・良くわからない。
ホイットマンの"包帯を巻くのがわたしのつとめ"を元に、ジョン・アダムズ作曲"The Wound - Dresser"(1988)をもじってるのかもしれないし、たまたま、かも。

中ジャケにはホイットマン"America"が引用されている。
http://www.poetryfoundation.org/poem/238130

隅々まで作曲されたかのような端正なアレンジが全編に漂う。もちろんアドリブも十分にあるジャズ、だ。
全体で主役はピアノ。時々ヴァイブの響きがサウンドを引っ張る。じっくり聴いてると、べらぼうに上手い4人の手練手管にしびれる。さりげないベースのフレーズ、静かなドラムのフィル、もちろんフロント二人の挿入するフレーズ。どこにも隙が無く、流麗で美しい。

Personnel:
John Medeski: Piano
Kenny Wollesen: Vibes
Joey Baron: Drums
Trevor Dunn: Bass
Ikue Mori:Electronics on 8

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