TZ 7225:Motor Humming "Musical Aluminum" (1999)

関西を拠点の3人組プログレ・インストバンドの1st。本盤以外のCDは確認できていない。
テクニカルな変拍子の譜面モノも、即興もいけるレベルの高いバンド。ぼくの好みにぴったり。キャッチーなメロディのリフを繰り出す彼らのスタイルは、ポップで聴きやすい。
    

スカッと抜けが良い録音と演奏で、歪んだギターを足元の軽いベースと明るいドラムが軽やかに支えた。深刻なインプロへの没入と、能天気なフュージョンとの中間地に位置する。

是巨人を連想するサウンドだが、Motor Hummingはもっとシンプルだ。輪郭がはっきりしたメロディを、丁寧に炸裂させる。親しみやすくスピーディ。変拍子で難しい演奏が目的でなく、たまたま好きな音楽が変拍子だった、みたいな自然さがある。

何でも本盤は、独のレーベル"No Man's Land"のリリース中止のため、その音源をジョンへ送付がきっかけでTzadik盤で発売に繋がったそう。
彼らのWebは残っているが、11年以降の更新は無し。本盤への解説はこちらにあった。バンドは活動休止、それぞれのメンバーが音楽活動を継続してるかも、上手く辿れなかった。

変な言い方だが・・・「今は音楽活動無いが、魅力的な音楽を作る人」の典型だ。縁があればまた、新しい音楽も発表してほしい。

Personnel:
Bass, Sampler : Yamanaka Atsushi
Drums, Keyboards [Casiotone] : Morimura Hiroshi
Guitar, Keyboards [Casiotone] : Hioki Shimpei

  

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