怖い時代だ。

ファレル&ロビン・シックの敗訴って記事、音楽を聴き比べた後に愕然とした。これが著作権侵害にあたるのか・・・。著作権侵害による損害は、約9億円にあたるという。

まず、負けた方。
Robin Thicke - Blurred Lines ft. T.I., Pharrell

この曲が、MARVIN GAYE"GOT TO GIVE IT U"の著作権侵害と、認められた。

ぱっと聴き、似てるって言うのは分からんでもない。リズムと質感、つまりグルーヴが似ている。しかしこれ、著作権侵害なのか。

この裁判に関する記事を二本、貼っておく。

論点は「perやvoの構成要素は"作曲"か、著作権か」。
で、ファレルが敗訴ってことは、これらが"著作物"となったわけだ。ファレルは控訴みたいだから、厳密には結論って出てないが。

ファレル側の言い分として、以下が上記記事で紹介されている。
・一方はマイナー・コードで、もう一方はメジャー・コードだ。
・音の高さですら一緒じゃない。
・ゲイ側の言い分は基本的に、両者が「同じように“聞こえる”」ってことだ。
 しかし似たように“聞こえる”というのは著作権侵害にはあたらない

ゲイ側の論拠は最終的に、ファレル側の
『マーヴィン・ゲイの“Got To Give It Up”を意識して作った』とのインタビュー映像によるもの、らしい。

なお判例は「著作権者の権利は譜面上に書かれているものだけに限定される」という。

とにかく怖いのは、この原告主張が勝つところ。リズム・パターンが著作権侵害なら、このあとの音楽業界の勢力図は大きく変わる。

ちなみに"Blurred Lines"は3:03辺りで"ゲロッパ"ってフレーズがある。
これ、JBの遺族が権利侵害を主張したら、裁判で勝てるのかね?つい、バカなことを考えてしまった。

本裁判へのコメントは、以下のブログ記事が非常に興味深く読めた。
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