Kindle unlimitedは、おっさんホイホイのマンガ喫茶だ。

 つい先日、キンドル・アンリミテッドを始めてみた。先行者利益から、ほど遠い踏ん切り。どのくらい続けるかは分からないが、とりあえず今は懐かしのマンガを読はじめた。
 どんなマンガを読んでみたか、が、今回の趣旨。

 昔のマンガを探すと懐かしのマンガがいくつもあり。本腰入れたら時間がいくらあっても足りない・・・。もう何年も、マンガなんて読んでなかったのに。その意味で、このシステムは割安かもしれない。

 一度に借りられるのは10冊まで。パラパラとマンガ読むレベルでも、往復の通勤時間には充分足りる。携帯だと見づらいし電池も食うので、キンドルを持ち歩いたほうがいい。
 
 さて、読んでる漫画。子供の頃にあらかた読んで、忘れてるものを探してみた。ランダムに上げよう。なおキンドル・アンリミテッドのラインナップは唐突に変わる。17/6/25時点として以下の記事は読んで欲しい。

 "特攻アルテミス"森左智:全8巻(95-00年:少年画報社)
 ヤングキング連載の暴走族レディースもの。現実を元にしたフィクション、ってのが凄い。どのへんが現実を取り入れだろう。前半部分しか読んだことなかったが、今回通読して、けっこう世代交代の甘酸っぱさをじっくり描いてると思った。
 時代ゆえに暴力や性描写も派手。最後の戦いで敵や舞台のインフレ具合が凄まじいが、そのあとでじっくりと描かれるエンディングのエピソード群が、沁みる読後感だった。


 "ズウ~青春動物園"やまさき 拓味, 小池 一夫:全16巻(78~81年:小学館)

 少年サンデーで連載。これも前半部分しか読んだことなかった。覚えてるもんだなあ。「ダスビダーニャ」って言葉はこの漫画で知った。キャラクター造形、青春にこだわる青臭さ、物語作りのおおらかさ、性描写の大ざっぱさ。すべてが70年代の劇画色を残しつつ、中高生あたりをターゲットに描かれている。
 細部のツッコミを始めるとキリがない。しかし40年近く昔の価値観だと割り切って読むと、けっこう楽しめた。

 "大市民"柳沢きみお:全10巻(90~92?:双葉社)

 アクションピザッツ連載。美味し!とビールを飲みたくなるエッセイっぽいマンガ。もう酒はやめたのに、おれ。
 主人公の小説家はこだわりのおっさんとして描かれているが、年齢は45歳。・・・すでに俺より年下か。愕然。
 ストーリーは無きに等しい。主人公の価値観をひたすら描く、変則グルメ漫画の先駆ともいえる。
 このシリーズは柳沢のライフワークらしくタイトルや掲載誌を変えながら微妙に続いてる。今、アンリミテッドで読めるのは「大市民Ⅱ」(全2巻)、「THE大市民」(一巻だけ)、「大市民日記」(全6巻)、「大市民 番外編」(一巻のみ)。当分楽しめそうだ。
   

 "暴力大将"どおくまん(全23巻)(75~85:秋田書店)

 戦前~戦後を舞台に腕っぷしだけで暴れまくるマンガ。矯正院から帝国陸軍に入り、兵隊として活躍する。爽快感ある一方で、単なる暴力礼賛でなく戦争と向かい合ったシリアスさも背後に漂わせた。
 どおくまんとして、活動初期の三大代表作の一つ。ちなみにあと二つは、"嗚呼!!花の応援団(1975年~?)、"熱笑!! 花沢高校"(80~84年)。

 きりがないな・・・今回は、この辺で。

関連記事