消費と再吟味

 久しぶりに日常の日記でも書いてみよう。
 数ヵ月前に担当部署の異動があり、すっかり日常が変わってしまった。一番の違いは残業時間。なんとまあ仕事で、家に帰れない。今の担当仕事に慣れてないのと、たまたま忙しいのとダブルパンチ。
 ライブへ行くとか、夜遊びなんぞはもってのほか。そもそも帰ってすぐ寝てまた起きて、の繰り返し。いつになったら日常が戻るのだろう。

 しみじみ感じるのは体力の衰えと老化。20代は毎日午前様でもへいちゃらだった。今はもうダメ。11時過ぎに帰宅でも、身体がすげえへたりこむ。

 さらに老眼がどんどんひどくなってくる。字が見えない。色々と仕事の都合で紙に書かれた細かい字を読む必要があり、拡大もできない。拡大コピーを試してもみたけれど作業性が落ちるし解像度が悪くて、結局は役に立たない。
 休日出勤もあるし、さもなきゃ週末は体力回復のために寝てばっか。てな毎日です。

 そもそも老化の最たるものが、記憶力の減退。いろんなことが思い出せないし覚えられない。もはやライブを聴きに行っても、昔のように内容や感想を憶えておくことはできないだろう。これが歯がゆい。昔は出来たのに。

 とはいえ今は、そんな暇もない。せめて手持ちの音源を聴こう、と思っている。
 同じCDを何度も買い直すのを避けるべく棚を見かえすと、なんてこった。どんな音楽が入ってたか思い出せないCDばかり。昔はだいたい覚えてたのにな。

 これはやばい、と今は棚にあるCDを聴き返している。とはいえPCオーディオに完全移行して、部屋にはステレオが無くCDが聴けない。
 だからまず棚を眺めて「あ、これなんだっけ?」と、PCで検索して聴き始める。

 これがまた、面白い。そもそも自分が買ったCDだから、棚には自分が興味持つ盤しか置いてない。過去の消費の残滓を、今は再吟味してる。
 いわば疑似的に自分の家で中古盤セールの棚探しみたいなもの。

 なぜって僕の棚は前の大地震でCDが崩れ、とりあえず適当に戻して整理してない。だから今はどこに何が置いてあるか分からない。
 さらに置き場所に困り、ここ数年で何度も処分を繰り返しててる。すなわち自分で何のCDを持ってるか把握していない。
 
 だから棚を見て「ああ、こんなの持ってたんだ」と思うことがしばしば。
 なんかボケ老人の繰り言だな。しかし最近はほんと、疲れと老化で自分が痴呆になってる気がする今日この頃。

 しかも余暇がない。音楽聴けるのは通勤中だけ。あとは週末。
 聴き流しはまずいと、ちこちこ感想を書き溜めてはブログにアップを続けてる。
 予約投稿を繰り返しており、今は4月半ばくらいまでは何が起ころうともアップは続く。

 従って確固たる日常って気分が、えらく希薄になっている。やばいね。それまではすべてが中途半端な日々が続いてしまう。
 つまり自分のブログの内容も、だいぶ前に書いたCD感想が淡々とアップされていく。ごくまれに当日アップもあるけれど。何が今日起こったことか、読み返しても自分で分からなくなっていく。

 仕事がいろいろ落ち着いて日常が戻れば、仕切り直しで生活パターンが変わるだろう。早く落ち着け、色んな事が。

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