太田惠資ラジオ出演 後編

 TOKYO FMの「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」に太田惠資がゲスト出演の後編。radikoのタイムフリーなら、一週間後まで自由に聴取が可能。
http://radiko.jp/#!/ts/FMT/20170226043000



 アレクセイ・アイギとのデュオの盤をテーマ曲代わりに幕開けした。アイギの来日や共演のきっかけから、音使いの語法がよく似ていると話が膨らむ。毎年、交互に日露を行き来しており、「今年はアイギをぼくが呼ぶ番かな」と太田は語った。

 ライブで太田の穏やかなふるまいから話が流れて、「最近あまり活動してないけど、解散はしてないと思う」とSTOYの曲へ。
 アフガニスタンの民謡を元にした"Kasaz"を選曲した。この曲はすごく太田が気に入ってるそう。

 曲にのって喋りが始まり、太田の演奏が持つ音程感やコブシの話をちょっとだけ。微分音を使う装飾音が、喋り声に近い形で心の叫びを演奏に込めてるって、少しだけ太田が自らの音楽を分析した。
 やはり今回も30分番組と短いため、さほど長く流さず喋りが乗ってしまうのが痛しかゆし。選曲は結局、太田が演奏に係わったものに限られた。

 ラジオ好きで小泉文夫のNHK-FM"世界の民族音楽"をきっかけに、西洋音楽と異なるバイオリンの文法やニュアンスにこだわってきた、と太田は言う。クラシックのレッスンではバッハの裏拍にアクセントを乗せてしまい評価されなかった、とか。今ならラ・シックのライブで、太田流なゴルトベルクの解釈具合が聴けるな。

 声の表現は全く意識してない、という話題からホーメイを操るって話題に行く。
 選曲はサントラの"河童のクゥと夏休み"。この盤も参加してたのか。知らなかった。バイオリンと歌声を披露するさまが聴ける。サントラの音楽監督は若草恵が務めた。

 曲のあとは心筋梗塞で倒れた話を少し。ヨルジュ・ヨルダシュの紹介に移る。16年12/12の新ピ音源から曲は流れた。音源、あるんだなあ。リリースしてくれないかなあ。PAーOUTかな、音質は悪くない。数分だけとはいえ、演奏途中から抜き出して聴かせてくれた。
 といいつつ、次の3/14ピットインはレコーディング・ライブだそう。わーい。

 てなわけで、ラジオ番組は終わり。前回同様に人魚の歌からラッパ・バイオリンで幕を閉じた。
 膨大なレコーディングを誇る太田を、たかだか一時間くらいで紹介するのに無理がある。"ややっの夜"みたいな形でじっくりと紹介はどうか。でも、太田が出演なら、やっぱその場で、即興の生演奏を聴きたくなるか。

【オンエア曲】
OP:"Opus No. 1("ポルタメント島奇想曲 -Caprice Portamento Island-"(2014))
1.Kasaz (STOY "STOY"(1997))
2.静かに悲しく (OST "河童のクゥと夏休み"(2007))
3.即興(Yolcu Yoldas (16年12月12日 新宿ピットイン音源)
4.即興("人魚の歌"~インプロ):生演奏

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